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平成19年度 事業計画

5 競輪の公正かつ円滑な実施に資する事業

(1)競輪開催業務の改善・充実

業務部門別の連絡会議、改善研究会等を通じた自転車競技会との連絡協調体制の強化により、開催現場における実情把握に努め、競技の公正・円滑な実施に資する。

(2)審判員、選手及び自転車の登録並びに検車員、先頭誘導選手の認定

@登録

審判員、選手及び自転車の登録及び登録更新を行うとともに、不適格な者及び自転車の登録の消除を行う。また、第95回生から選手資格検定の基準タイムを短縮した新たな合格基準により検定を行う。

A認定

検車員及び先頭誘導選手の認定を行うとともに、不適格な者の認定の取消を行う。

B審判員の級別認定

審判員を対象に、知識及び経験等その能力に応じて級別の認定を行う。

(3)開催執務員の養成、訓練及び表彰

@養成

審判員になろうとする者に対して、専門的な知識・技能を修得させるため、養成教育を行う。

また、検車員になろうとする者に対する養成教育を行う。

A訓練

競技の実施に関する業務に従事する者に対して、中央講習会、地区研修会等を行う。

また、審判員のうち基幹業務に携わろうとする者に対して、基幹審判員講習会を行う。

B表彰

開催業務に関し表彰するに足ると認めた審判員等の開催執務員の表彰を行う。

(4)選手の養成、訓練及び表彰

@養成

第95回生より厳格化する選手資格検定の合格基準に併せて、日本ナショナルチームのトレーニング理論を踏まえ、一貫した教育カリキュラムの強化を進めるとともに、実技タイムの短縮等、卒業基準の厳格化を図る。

A訓練

競輪の公正確保、競技秩序の確立を図るため、競技規則の遵守とモラルの向上を主眼として、全選手を対象とした教育訓練を行う。

また、選手の技術の向上を中心に行う日本競輪選手会の技能訓練の事業に対して助成を行う。

B表彰

競走成績の優秀な選手及び功労のあった選手の表彰を行う。

(5)選手の出場あっせん及び級班別の決定

@選手の出場あっせん

競輪に出場する選手のあっせんを行う。

A選手の級班別の決定

選手の競走成績を級班別審査期間毎に審査し、級班別を決定する。

(6)事故防止と公正確保

関係団体と協力して、競走の一層の公正・円滑な実施を確保するため、選手の健康管理等の充実等を図るとともに、関係団体が実施する訓練、講習会等を通じて、事故防止の徹底に努める。

また、不適正な行為があった選手に対しては登録消除、出場あっせん規制等の適切な措置を講じ、これに必要な調査、情報収集等を行う。

(7)選手共済制度に対する助成

選手共済制度の円滑な実施を図るため、必要な助成を行う。

(8)施行者代表会議の開催

本会と施行者との共通理解を深め、競輪事業の活性化、運営改善に資するため、競輪事業全般について施行者代表と意見交換を行う。

(9)競輪発祥60周年に関する事業

平成20年に迎える競輪発祥60周年を広くPRするため、同年開催される北京オリンピックでの「ケイリン」PRとの連携を中核としたトータルプランを策定するとともに、関係団体と協力して推進体制を確立する。

(10)自転車の部品等の安定的な供給・確保

製造業者の減少等により競輪で使用する認定部品の確保が困難な状況とならないよう、安定供給確保を前提とした仕組みづくりを研究するとともに、市販競技用部品について、関係団体の協力を得て強度面や安定供給等に関し、競輪への追加認定の可否を調査研究する。


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