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平成22年度 事業計画

第1部 競輪に関する事業

1.競輪の振興、国際化及び効率的な実施のための施策の調査研究、企画立案並びに総合調整

(1)魅力ある競走の提供

1女子ケイリン

自転車、ユニフォーム、ヘルメット等のファッション性やスポーツ性を高めたエンターテイメント性の高いプロスポーツとして、女子ケイリンの導入を検討する。

2短期登録制度の実施

短期登録選手制度により外国人選手が参加する競輪を実施し、競輪の活性化及び選手の競技力向上を図る。

3S級S班制度の浸透・定着

S級S班の選手を競輪選手の顔としてこれまで以上に積極的にPRするとともに、お客様のご意見を取り入れつつ、制度についての見直しの検討を行う。

4わかりやすさの実現に向けた取組み

お客様の立場に立って、落車を伴わない失格基準の簡明化・簡素化、概定番組の簡素化等について検討し、実行に移していく。

5魅力ある競走の研究

新たなお客様の獲得に向け、スポーツ性とマーケットニーズを勘案した新たな競走の導入可能性について研究する。

(2)情報提供の充実と利便性の向上

1KEIRIN.JPの利便性の向上

オフィシャルサイト「KEIRIN.JP」の画面表示や操作方法について、利用者の要望に応えた改善を行うとともに、情報提供を充実し、利便性の向上を図る。

2場外車券売場の設置推進

場外車券売場の設置にあたっては、市場規模、集客性、収益性、利便性、地域貢献、新しい市場開拓の可能性等を勘案して、効果的な設置展開を図るよう施行者等への協力を行う。また、他の公営競技施設における車券発売等、適切な場外戦略の検討を行う。

(3)重勝式車券発売の充実

民間ポータルサイトにおける重勝式車券の発売に加え、「KEIRIN.JP」における重勝式車券発売の実現に向けた研究を行う。

(4)トータリゼータシステム(TZS)及び競技映像提供システムの効率化

車券の発売及び集計を行うトータリゼータシステムについて、より効率的な設置・運用の実現に向けた取組みを行う。

また、インターネットによる競輪競走映像の集配信システムの構築に向けた取組みを順次行う。

(5)調査研究事業

1競輪活性化のための調査研究

若年層来場者を中心とする新たなお客様の獲得のためのアンケート等の実施及び分析により、お客様の要望にこたえた開催のあり方や、レジャー施設として開かれた競輪場のあり方等について、施行者との連携を強化しながらモデルプラン作成に向けた調査研究を行う。

2市場拡大のための調査研究

競輪を含めた自転車競技の市場拡大のため、競技場、競技場周辺、インターネット等を活用した市場の調査研究を行う。

(6)自転車競技者の裾野拡大とスター選手の育成

1有望選手の発掘・育成

スター選手を発掘するため、自転車競技以外のスポーツ競技団体に協力を依頼して、日本競輪学校・サイクルスポーツクラブの紹介を行う。

また、(財)日本自転車競技連盟の強化スタッフなど専門家の意見を参考に、日本ナショナルチームのトレーニング理論等外部の育成方法についても積極的に取り入れ、エリート候補生を中心に将来のスター選手の育成を行う。

2自転車競技ジュニア層の育成拡大

競輪選手志望者の拡大及びジュニア層を含んだ自転車競技者の裾野拡大の事業を、(財)日本サイクルスポーツセンターと協力して行う。

3世界を目指す選手の強化事業への協力

オリンピックや世界選手権を目指すトップアスリートがより効果的なトレーニングの実施が可能となるよう、(財)日本自転車競技連盟が実施する選手強化事業に対し、日本競輪学校が所有するバンク及び測定機器等、施設面を中心とした協力を行う。

4250mトラック設置・活用計画の推進

オリンピック等国際大会に向けた選手強化、自転車競技普及等のため、(財)日本自転車競技連盟や(財)日本サイクルスポーツセンター等関係団体と協力し、UCI規格に準拠した屋内板張り250mトラック設置を推進し、競技力向上や競技者の裾野拡大につながる事業性のある活用計画の検討を行う。

5国際大会の誘致への協力

(財)日本自転車競技連盟その他関係団体と協力し、世界選手権、ワールドカップ、アジア選手権等の国際大会の開催誘致を行い、国際レベルの競走を通してトラック競技の魅力を多くの人々に伝え、自転車競技者の競技力向上及び裾野拡大や自転車文化醸成のきっかけづくりとする。

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