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平成20年度 事業計画(オートレース関係)

4. オートレースの公正かつ円滑な実施に資する事業

(1)オートレース開催業務の改善・充実

業務部門別の連絡会議、研修会等を通じた小型自動車競走会との連絡強調体制の強化により、開催現場における実情把握に努め、競走の公正かつ円滑な実施に資する。


(2)審判員及び選手の検定及び登録並びに競走車の登録

@審判員の登録

ア.資格検定

審判員の養成教育を受講した者に対して資格検定を実施する。

イ.登録及び登録更新

審判員資格検定に合格した者を登録する。

また、登録審判員のうち、登録更新対象者に対して登録更新検定を実施し、合格した者の登録を更新する。

ウ.登録消除

登録の消除申請がなされた審判員の登録を消除する。

A選手の登録

ア.資格検定

第30期選手候補生のうち所定の教育課程を修了した者に対して、選手資格検定を実施する。

イ.登録及び登録更新

選手資格検定に合格した者を登録する。

また、登録選手のうち、登録更新対象選手の登録を更新する。

ウ.登録消除

登録の消除申請がなされた選手の登録を消除する。

B競走車の登録

ア.登録検査

登録の申請があった競走車について競走車登録検査を実施する。

イ.登録及び登録更新

登録検査に合格した競走車を登録する。

また、登録競走車のうち、登録更新対象競走車に対し登録更新検査を実施し、同検査に合格した競走車の登録を更新する。

ウ.登録消除

登録の消除申請がなされた競走車の登録を消除する。


(3)審判員及び選手等の養成及び訓練等

@審判員の養成及び訓練等

ア.養成

審判員になろうとする者に対して、専門的な知識・技能を修得させるため、養成教育を行う。

イ.訓練

競走の公正安全確保及び判定基準等の改正事項等の周知徹底を図るため、審判長及び副審判長を対象とした中央訓練並びに全登録審判員を対象とした地方訓練を実施する。

ウ.審判員の交流及び審判判定研修会

迅速かつ正確な審判業務の遂行及び判定技術の向上に資するため、SG開催に東西競走会の審判長等を相互に参加させるとともに、審判実務担当者を召集して審判判定研修会を定期的に開催する。

A選手の養成、訓練及び表彰

ア.養成

第30期選手候補生の養成を4月から12月まで行い、選手資格検定合格者に対し選手登録を行う。

イ.訓練

競走の公正安全の確保に資するため、選手会役員を対象とした指導者中央訓練及び競走場において一般の選手を対象とした地方訓練を実施する。

また、事故の未然防止を図るため、競走場ごとに事故防止特別訓練を実施する。

ウ.表彰

競走成績の優秀な選手その他表彰するに足ると認めた選手に対し表彰を行う。

B委嘱検査員に対する研修

本会が競走車の登録に関する事務を委嘱している者に対し、技能の向上を図るための研修会を実施する。


(4)選手の出場あっせん及び級別の決定

@選手の出場あっせん

全国のオートレース場において開催されるSG競走、GT・GU競走及び普通競走に出場する選手のあっせんを行う。

A選手の級別の決定

選手の競走成績を級別審査期間毎に審査し、級別を決定する。


(5)事故再発防止対策の推進

重大事故再発防止の観点から、事故再発防止策を検討し、競走の安全確保を図る。


(6)公正安全確保に関する事業

専門調査員による情報収集及び関係団体との緊密な連携等により、オートレースの公正安全確保の一層の強化に努める。

また、不適正な行為があった選手に対しては、登録消除、出場あっせん規制等の適切な措置を講じる。


(7)選手共済制度に対する助成

選手共済制度の円滑な実施を図るため、必要な助成を行う。


(8)新しい競走車(エンジン)の開発研究等

近年オートレース場周辺地域において、競走車による騒音問題が起こっていることから、オートレース場周辺環境対策として、既に開発・実車テストを終えた消音器の早期導入に向け関係団体と調整を図る。

また、現行エンジンへの消音器の装着だけでは限界があるため、長期的な視野に立ち、消音を含めた環境対応型エンジンの研究・開発についてオートレースエンジン研究会等において検討する。


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