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平成20年度 事業計画(オートレース関係)

○オートレースに関する事業

1. オートレースの活性化に向けての取組

(1)車券購入の利便性向上

平成18年度から導入したネットバンク投票については、利便性のよさから着実に売上を伸ばしており、電話投票売上の半数近くを占めるまでに至り、メインバンクとして利用されていることから、初心者、既存ファンに対し利便性をアピールしネットバンク会員をさらに拡大することに努めるとともに、購入手段となるインターネット・携帯電話による情報提供の充実を図り、お客様のニーズに応える。

また、提携するネット銀行の拡大についても有効な施策であることから、導入に係る経費等課題を整理し検討を進める。


(2)選手の新陳代謝の促進

休止していた第30期選手候補生の養成を4年半ぶりに再開することとし、平成20年4月から12月までの9ヶ月間選手養成所において実施し、平成21年1月デビューとする。選手養成については、競走タイムの短縮等卒業基準の厳格化を図る。

また、競走成績審査期間における競走成績下位選手の登録消除を行う。


(3)グレードレースの魅力向上

「SGスーパースター王座決定戦」を平成20年度は初めて大晦日に開催することから、オートレースファンはもとより広く一般の関心を集めるため、同大会をより一層盛り上げるべくPRする。

また、「GT共同通信社杯プレミアムカップ」について、平成19年度末に試行的に実施した地区対抗戦形式の勝ち上がり等について検証し、平成20年度の開催に向け継続の可否を含め、改善点等必要な見直しを行う。


(4)興趣ある企画レースの実施

GU・普通開催において、オートレースの特色を生かしたフランチャイズ対抗戦、期別・世代別対抗戦等購買意欲を高め興趣ある企画レースを実施する。


(5)各場の活性化に対する支援

各場活性化プロジェクトチームを中心に、売上・入場者の増加・顧客満足度のアップに資する施策について施行者・民間事業者等をサポートするとともに、定期的に情報・意見交換を行い効果的な施策についてノウハウを蓄積し活用する。


(6)場外車券売場の設置推進

オートレース事業の最大の弱点である発売拠点の脆弱さを克服し、売上増に資するため、場外車券売場設置に向けた施策を行うとともに、施行者及び民間事業者に対する支援をより一層強化する。

具体的には、他の公営競技場等における車券販売、小規模な場外車券売場の設置に向けた取組を積極的に推進する。


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